その思いが 日本と朝鮮の人々のミライをつくる
その一歩が 日本と朝鮮を繋げるトビラをひらく

10月18日講演会へのご参加ありがとうございました!

10月18日、NGOレインボーブリッヂ事務局長・小坂浩彰さんを講師に招き、講演会「日朝に横たわる“魔物”」を開催いたしました。当日は、約30名の方々にご参加頂き、盛況の中、無事に終了いたしました。講演会にご参加頂いた皆様、関係者の方々、誠にありがとうございました。

 講演会では小坂氏から、日本と朝鮮との関係改善の兆しがどのように起こったのか、そして、その時になぜうまくいかなかったのか、という歴史と背景について、日本、朝鮮、アメリカ、韓国の各国の情勢とともに詳しく解説して頂きました。その中で小坂氏は、過去には「行方不明者」としていたものが「拉致被害者」となり、「半島の非核化」とうたわれていたものが「朝鮮の非核化」に文言が変更されるなど、交渉が進められるたびに朝鮮が不利となるような状況であったことを指摘しました。

 交渉のテーブルにつくたびに不利な要求をされては、国と国との交渉がうなくいかないのは自明の理であると思います。日本においても、政府やマスコミは「朝鮮民主主義人民共和国」を「北朝鮮」と呼称し、朝鮮学校の高校無償化さえ認めていません。そうしたあり方が今の日朝間の最も大きな問題であると考えます。朝鮮に対する日本の対応を変えていくことが、両国の良好な関係を築くための第一歩であると思います。

 私たちは、引き続き様々な活動を通じて、こうした歪みをただしていきたいと考えています。また、現状を正しく学ぶための講演会についても、引き続き開催してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次回講演会の詳細が決まりましたら、当ホームページにて更新いたします。

   日本・朝鮮 -未来への扉-  代表 沖見泰一